警察へ電話相談した話。【補完1】
続き物です。素テキストのみ。
県警サイバー犯罪対策室へ電話するところから
電話窓口の女性に経緯を説明→担当に回される
担当者と思われる初老の声の男性に繋がる。(Iさん)
再度経緯を説明。めんどくさい。
するとそこで、Iさんの声のトーンが低くなる。さも"一大事"であるかのように。
何かのスイッチでも入ったのだろうか?(やっぱり、I刑事と呼ぼう)
そして、聴取的なものに入る。
振込口座名のところで、中国人名義であるとこから
「中国人グループの犯行」を仄めかす言葉が入ったので、
「口座自体は売買されたものの可能性は?」と聞き込んでみる。*1
「ありえます。日本滞在者が帰国する際に自分名義で口座を作ってブローカーに転売するケースなどが」
うん、知らない情報が聞けた。
「被害届を出すかどうかを検討中なのですが・・・」と探りを入れていく。
この手の相談は後を絶たないだろうし、被害届を受理したくないという心理が働いてもおかしくない。
「お近くの警察署で刑事課のある○○署へ行かれるとよろしいかと。この電話の内容も回付して・・・○○署の方に"こういう相談を受けた"と伝えておきますので、ええ、また同じ説明をしなくてもいいようにですね」
(カイフ?民間人は知らなそうな言葉だ。まあ、心遣いは受け取れる)
同一裁判所内の本庁と支部との間の事件の移転は回付と呼び、移送とは異なる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/移送
報告のあつた地域情報は、地域担当課長を経由して各主管課長に回付する。
http://www.police.pref.ehime.jp/kitei/reiki_honbun/u227RG00000346.html
今回の場合「地区の担当者のいるところへ業務連絡として送る」程度のニュアンスだろうか。
因みに最寄りの警察署だと思っていた所は、市町村合併の後に派出所化していて、刑事さんはいない。
なので、市の警察署の電話番号を教えてくれた。回付も1日後には届いてるだろうとのこと。
今回の電話で知れたことは
- 詐欺に遭っているということでほぼ間違いない。まれに時間が空いて商品が届くケースもあること。
- こういう犯罪では、ホームページやメールのやり取りで日本語に怪しいところがあることが多いから注意すること。*2
- 警察も相談係的な窓口だと結構親身に話を聞いてくれること。
―――そして翌日
市の警察署へ電話。窓口の人に経緯を話し、担当部署をお願いする。
しばらく保留音が鳴った後
「はい、生活安全課ですが」
あ、れ?
刑事課(けいじか)は、全国の警察署に設置される課。警察本部刑事部に相当。
小規模な警察署では生活安全課を含んだ「刑事生活安全課」としていたり
http://ja.wikipedia.org/wiki/刑事課
(ぶっちゃけ、ただの生活安全課じゃ被害届受理してくれないと思う*3)
とりあえず事情を説明する。
しかし「で、何か?」という感じが強い、この感じはヤバい。
「サイバー犯罪対策室から回付が行っていると思うんですが」
「あー、ちょっとお待ちください。(そういうの)担当のものと代わりますので」
・・・ごめんね、県警本部から回されてる話なんで。
「お電話変わりました。刑事課のTと申します」
「はい、Tさんですか?」(名前メモメモ)
「刑事課のTです」
他にもTさんがいるんですかね。その答え、無駄にカッコいい。
さて、ここで何度目になるだろう。経緯を話す。
「回付、来てますね。中はまだ見れてませんが、届いてます」
「どうやら詐欺に遭ってお金を騙し取られたみたいでして」
「それで、被害届を出したいと」
「ええ、あと個人情報なども相手のサイトに登録する際に打ち込んでまして」
「なるほど、そういうことですね」
後日そのT刑事と会って話せるようになりました。
提出書類の準備をしなきゃ!
つづく